ホワイトニングをはじめようと思う一番のきっかけは、「生活の中でできる着色汚れを落としたい…」という人がほとんどですよね。
この着色汚れにも色々と種類があるかと思いますが、特にタバコを吸う人の「ヤニ」汚れはなかなか落ちにくくて深刻です。
そもそもヤニとは一体何なのか。そしてどうしたら簡単に落ちるのか。今回は、ヤニの正体からとり方まで徹底解説していきます。
そもそも、「ヤニ」の正体とは！？
タバコを吸う人は、それだけで歯が黄ばんでくる、とよく耳にします。
確かにタバコをよく吸う人は、はが黄ばんでしまっていることがよくありますよね。
この「ヤニ」とは、タバコに含まれる有害物質のひとつである「タール」のことを指します。つまり、タールに含まれる成分が着色汚れを引き起こしていたのです。
歯の表面は、「ペリクル」と呼ばれる唾液に含まれるうすいタンパク質の膜でコーティングをされています。
このぺリクルは食事の際に生じる様々な刺激から歯を守ってくれる役割を果たしています。
ところが、歯の味方と思われているペリクルですが、タバコに含まれるタールとくっついてしまうという特徴があるため、これが原因で、ヤニ汚れが発生してしまいます。
喫煙後、数時間以内であれば、ぺリクルとタールの結びつきはまだ弱い状態なので、歯磨きをすればスッキリと落とすことが可能です。
しかしすぐに歯を磨かずにそのまま放置していると、ペリクルとタールの結びつきが強くなってしまい、簡単には落とすことができなくなります。
歯磨きが下手な人は、落としきれなかった汚れとタールの汚れがつながり、１回歯ブラシで表面をこすったぐらいではほとんど落ちなくなってしまいます。
タバコによる着色汚れが一度できてしまうと、なかなか簡単には落とすことができない理由は、これが原因だったのですね。
歯磨き粉のCMなどで、「ステイン」というワードを聞いたことがあるでしょう。ステインも歯の黄ばみのことを指しますが、厳密に言うとヤニと同じ意味ではありません。
ヤニがタバコのタールによる歯の着色を意味するのに対して、ステインはタバコに限らず食べ物や飲み物が原因となるものも全て含めて、歯の着色のことを指します。
したがって、「ステイン除去」には「ヤニをとる」という意味も含まれているので、歯磨き粉を選ぶ際や歯医者に行く際は覚えておいてくださいね。
最も効果ができるのは、歯医者さんによるヤニ取り！
ではどうしたら、タバコのヤニ汚れを落とすことができるのでしょうか。
頑固なヤニ汚れは、簡単には落とすことができませんが、本気で落としたいと考えているのなら、やはり歯科医院へ行くことが最も手っ取り早く歯を白くできる方法です。
歯医者さんはヤニをとるエキスパートなので、ホワイトニングを始めとして、歯を白くする方法を知り尽くしています。
歯科医院によってメニューはいろいろとありますが、タバコのヤニ取りを希望する人は、以下のような治療がオススメされることが多いです。
- 超音波スケーラーによる歯石・着色除去
- ジェットパウダー洗浄
- 歯面研磨（PMTC）
また効果的にヤニをとる歯磨きの方法も教えてくれるので、聞いておくと良いでしょう。
保険適用外で、料金が高いのがネック
一つだけ注意が必要なのが、歯科医院でのヤニ取りは、健康保険の適用外というところです。
したがって自費での治療になるので、数万円かかるのが事実です。
ただ、歯を綺麗にすることに時間をかけていられない人や、「たとえお金がかかってもとにかくキレイにしたい！」という人は、早めに歯医者さんにお願いすることをおすすめします。
予約の際に、「ステイン除去」「着色除去」をしてくれるかどうかの確認を、忘れずに行ってくださいね。
気軽に安くでヤニ取りしたければ、「ホワイトニング歯磨き粉」
一度の施術で、ある程度効果を得ることのできる歯医者での歯のクリーニングですが、自費での治療ということがネックですよね。
自宅でも安くで簡単にケアをするのなら、ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使ったケアが、一番効果的です。
このホワイトニング歯磨き粉を使えば、一回の購入が数千円で済むうえに、毎日の歯磨きのときに使うだけでOKなので、時間がない方も気軽に使うことができます。
ヤニ取りでオススメできるのは、「ちゅらトゥース」
数多くのホワイトニング歯磨き粉が販売されていますが、その中でも特にオススメなのが医薬部外品の「ちゅらトゥース」です。
コストパフォーマンスも含めて、ちゅらトゥースがおすすめできる理由は次のとおりです。
- ポリアスパラギン酸がヤニ取りに効果的
- 歯磨きのついでに、気軽に使える
- 費用が歯医者に比べて圧倒的に安い
効果が高く、歯に負担もかけない！
ちゅらトゥースは、ステイン汚れに効果があるとされている「ポリアスパラギン酸」が配合されているため、ヤニ汚れにも効果があります。
このポリアスパラギン酸は、汚れを浮かして落とす力があり、使い続けることで、歯についた着色汚れを除去してくれます。
また無理に薬剤を使って歯を白くするのではなく、自然と白くなるように導いてくれる有効成分の力でホワイトニング効果を高めるので、歯に悪影響はありません。
気軽に、安くスタートできる！
朝晩2回の歯磨き後に、適量を歯ブラシにつけてもう一度歯を磨くだけでホワイトニング効果を得ることができるので、時間がなくて歯科医院に通院ができない人でも、気軽にスタートができます。
自費治療の歯のクリーニングでは数万円の料金がかかり、歯科医師の施術によるホワイトニングを行ったら、かなりの金額が請求されますが、ちゅらトゥースなら3800円でホワイトニングを行えます。
ちゅらトゥースは、厚生労働省が認めた医薬部外品の商品です。
つまり、歯を白くする効果や口臭・歯周病・虫歯といった口内トラブルの改善も望めると認められた商品です。
ホワイトニング歯磨き粉は数多く存在しますが、この医薬部外品と認められたものはまだ限られています。ホワイトニング歯磨き粉で歯を白くしたいのであれば、医薬部外品を選ぶようにしましょう。
ヤニの正体を知って、効率的に歯を白くしていこう！
ヤニを取るために、最も効果を重視するなら歯科医院に行くのが一番です。
しかし時間もお金もかかるので、「どれだけお金や手間をかけてでも歯を白くしたい」という人にとってベストな方法ではありますが、余裕がない人にとっては現実的ではないですよね。
せっかく歯科医院に通ったとしても、時間やお金が原因で途中でやめてしまっては意味がありません。
コストパフォーマンスや手間の少なさを重視したい方は、ホワイトニング歯磨き粉でヤニを取っていくと良いでしょう。
