ホワイトニング後に避けるべき食べ物・飲み物は?喫煙も要注意!

caution for food

ホワイトニングをした後の食事や飲み物のを、皆さんは気を付けたことはありますか?

このホワイトニング後に口に入れるものは、実はホワイトニングの持続性にも関係してくる重要なことなんです。

ホワイトニング直後に口にしたものが、その後の歯の着色汚れの進行に影響をしてくるので、注意が必要です。では一体、どのような食事や飲み物を避けた方が良いのでしょうか。

今回はホワイトニングをした後に避けるべきことを紹介していくので、参考にしてください。

ホワイトニングした後に避けるべき食べ物・飲み物

ホワイトニング直後は食事に注意!

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ホワイトニング直後の歯は、着色汚れの影響を非常に受けやすいです。

なぜ着色汚れの影響を受けやすいかというと、歯の表面にあるペリクルという薄い膜が原因といわれています。

このペリクルという薄い膜は、普段歯の表面を着色から守ってくれているのですが、デンタルエステやホワイトニングの刺激で、一時的に除去されます。

その後は再生までに12~24時間かかるため、この間に着色の強いものを口にすると、歯に色移りをしやすくなります。
つまり、ホワイトニング直後の歯の表面は、ホワイトニング薬剤の力によりとても敏感になっているのです。

そのため、色の濃い食品や、歯のエナメル質をさらに刺激する食べ物・飲み物などに過剰に反応してしまい、色移りしやすくなっています。

ホワイトニングをした直後は、「歯がコーディングされて強くなった」と勘違いされがち。
でも実は、ホワイトニング後の歯は普段よりもデリケートな状態になってしまっているんです。
つまり、普段よりも一層食べるものや飲むものに注意する必要があるんですよ。

ホワイトニングをした後は最低でも24時間(できれば48時間)は、色の濃い飲み物や食べ物、酸性の食べ物を控えるように心がけてください。

では、ホワイトニング直後に避けるべき食材や飲み物とは何でしょうか。

避けたい食材・飲み物

以下の表は、ホワイトニング直後に摂取するのを避けたい食品と飲み物の一覧です。

コーヒー・紅茶 茶渋が原因で着色汚れしやすい
カレー 香辛料の「ターメリック」が着色しやすい
スポーツドリンク エナメル質を弱める酸が強い
ほうれん草 「シュウ酸」という渋み成分により歯の表面が荒れる
赤ワイン・ブルーベリー 「タンニン」という成分が着色しやすい
着色料の入った調味料 歯にも色移りする可能性がある

上記の表からもわかるかと思いますが、色の濃いものや酸が含まれているものはNG ということが分かりますね。これら食品をホワイトニング直後に摂取すると、せっかく白くなった歯に食品の色が移ってしまいます。

もしこれら食品・飲み物をホワイトニング後に摂取したいのであれば、オフィスホワイトニングであれば24時間、ホームホワイトニングであれば、3~4時間の間をあけてからの摂取が望ましいです。

オフィスホワイトニングは歯科医院に行って歯医者さんに施術してもらうホワイトニングで、ホームホワイトニングは自宅でマウスピースを使って行うホワイトニングです。
オフィスホワイトニングの方が強い薬剤を使っている分、より長い時間食べ物・飲み物に注意する必要があるんです。

これら食品をどうしても摂取したくなったら…

しかし、これら食品(特にカフェインの含まれるコーヒーや紅茶)は、毎日の習慣として摂取をしている人も多いはずです。

急に朝のコーヒーをやめろといわれても、それが習慣化している人からしたら苦痛ですよね。では、どうしても摂取をしたくなった場合はそうしたらいいのでしょうか。

以下で、ホワイトニング後にカフェインや酸を含む飲食物を取りたい時の対処法をまとめました。

 icon-hand-o-right ホワイトニング後にカフェインや酸を含むものをとりたいときは
  • ストローを使って、歯に触れないよう摂取する
  • 摂取後5分以内に口をゆすぐ
  • カルシウムを含む飲み物を飲んでおく

やはりそういったものを口にしないのが理想ですが、もしどうしても摂取をしたくなった場合は、ストローを使って摂取し、歯にダイレクトに飲み物が触れない工夫をしましょう。

そして摂取後は5分以内に必ず歯を磨くか口をゆすぐようにしてください。簡単なことですが、食後に口をゆすぐかどうかで、歯への影響は大きく変わってきます。

また、牛乳などカルシウムを含む飲み物を先に飲み、歯にコーティングをすることで着色汚れが付きにくくなります。

これら食材を口に含んでしまったら、ホワイトニングの意味がなくなるのでは…?と不安に思う方もいるかと思いますが、一度ホワイトニングを行えば、ホワイトニング前よりも汚れがひどくなることはありません。

しっかりと対策をとれば、歯への影響は最小限にとどめることができます。
もちろん、歯に影響が出る飲食物は避けるのが理想です。

「ホワイトニング専用歯磨き粉」でケアするのも効果的!

ホワイトニングをしたあとは、歯のケアが一層大事になってくるのですが、歯磨き粉にも注意が必要です。

市販されている多くの歯磨き粉には、研磨剤や漂白剤が含まれており、それらを使うと歯の表面のエナメル質を傷つけてしまいます。その結果として、逆に歯の色が逆戻りしやすくなってしまうのです。

そのようなことを避けるために、ホワイトニング専用歯磨き粉を使うのも行ってでしょう。以下で紹介している歯磨き粉は研磨剤を含んでいないので歯に優しいうえに、ホワイトニング効果を持つので、歯を白くキープできます。

研磨剤なしのホワイトニング歯磨き粉ランキング!効果と安全性を両立できるのはどれ?

2017.01.01

喫煙はどれくらい避けるべき?

ホワイトニングにタバコは大敵!

smoking after whitening is bad

結論から言いますと、ホワイトニングから1~2日間は、喫煙を避けた方が良いでしょう。

もちろん、タバコを吸っているからといってホワイトニング効果があらわれないということではありません。
ただタバコに含まれるタールは、歯の表面をコーティングしてくれている薄い層を剥がしてしまい、歯が着色しやすくなってしまうのです。

タバコを吸わない人に比べると、ホワイトニングの効果が現れにくいというのが現状ですので、本格的にホワイトニングを考えているのであれば、タバコを吸うのは極力控えた方がよさそうです。

色が戻ってしまった歯をまたホワイトニングするために何度も通院をするのは、時間のない方にとっては大変なことですし、治療費もかさみますすよね。

少しでも早くに効果を実感したいのであれば、ホワイトニングをすると決めたら、施術日前後だけでも禁煙ができたらいいですね。

ホワイトニング後はより一層歯の事を考えた生活を送ろう

食事や喫煙は、私たちのライフスタイルに組み込まれたものなので、簡単に変えることができません。そのため、ホワイトニング直後は、少しつらい日々が続くこともあるでしょう。

ただし無理な食事制限や禁煙は、ストレスとなり、それは身体にもよくありません。
せっかくホワイトニングをするのですから、歯だけでなく心もスッキリした状態で生活を送りたいですよね。

もし着色の強い食事や飲み物を食べてしまったり、タバコを吸ってしまったら、ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使って、すぐに歯磨きをするといいでしょう。

特に食後30分以内にホワイトニング歯磨き粉を使って歯を磨けば、歯への影響を最小にすることができます。

一時的な我慢ではありますが、その後も継続して着色汚れにつながる食品や飲み物を減らしていきたいですよね。それが難しいようであれば、ホワイトニング歯磨き粉を使って、日ごろからしっかりとケアをするようにしましょう。

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