コーヒーや緑茶が好きという方は非常に多いですよね。
ついつい何杯でも飲んでしまいたくなりますが、実は歯を黄ばませてしまうというのは有名な話です。
今回はまずコーヒーや緑茶によるステイン・茶渋を除去する方法を紹介した上で、そもそもどうして葉が黄ばんでしまうのかというところまで解説していきます。
「歯を白くしていたい、でも好きな飲み物を我慢したくない」という方は、是非参考にしてみてくださいね。
ステインや茶渋を除去してキレイな歯を手に入れるには?
ステイン・茶渋を除去して歯を白くする方法としては、以下の様なものがあります。
- 歯のホワイトニング
- 歯のクリーニング
- ホワイトニング歯磨き粉
歯科医院でのホワイトニング
時間にもお金にも余裕があり、一刻も早く歯を白くしたい!とお考えなのであれば、やはり歯科医院でのホワイトニングがベストです。
カウンセリングを受けて歯科医師に施術もしてもらうオフィスホワイトニングと、歯科医師のカウンセリング後にマウスピースを作成し、薬剤を自分で塗布するホームホワイトニングの二種類が存在します。
この歯科医院でのホワイトニングは、特にオフィスホワイトニングは即効性がありますが、価格が高いという点が最大のデメリットです。
歯1本あたり1~5万円、合計十数万円という価格設定なので、どうしてもトータルコストは高くなります。また即効性はあっても持続性はないので、半年から1年でメンテナンスが必要になり、費用もかさんでしまいます。
ホームホワイトニングに関しては、自宅で毎日2時間程度で施術をしなくてはならないので、時間と手間がかかるのが難点です。
「お金や手間がかかっても、一刻も早く歯を白くしたい!」という方は歯科医院でのホワイトニングを行うと良いでしょう。
歯のクリーニング
歯科医院でのホワイトニングは高額になりがちなので、気軽にスタートをするのは難しいですよね。
しかし歯科医院での歯のクリーニングは、保険が適用されるのでホワイトニングに比べたら安価ですので、スタートしやすいのではないでしょうか。
多くの場合、クリーニングは一回あたり数千円で済ませることができます。
簡単に言うとホワイトニングは、歯に薬剤を塗って、歯の色を白く塗り替えるものです。それに対してクリーニングは、歯の汚れを落としていくことで歯を白く見せようとするものです。
かなり深刻な歯の着色にクリーニングは効果がありませんが、「ステインをとりたい」という程度のものであればクリーニングで十分でしょう。
ただし注意が必要なのが、クリーニングは一回で歯を白くすることが難しく、持続性がないというところです。
白い歯をキープしていくには、継続的に通院する必要がありますし、普段の生活も歯の着色をふせぐよう努力しなければなりません。
そう考えると、費用・効果という観点からホワイトニング歯磨き粉のほうが効率が良いでしょう。
ホワイトニング歯磨き粉
ホワイトニング歯磨き粉とは、歯の汚れを落として、歯を白くすることに特化した歯磨き粉のことです。
歯を健康な状態にしてから、ホワイトニング効果を高めるといった仕組みなので、使っているうちに自然と口内環境も整います。
ホワイトニング歯磨き粉の良いところは、何と言っても次の2つでしょう。
- コストパフォーマンスが抜群
- 毎日の歯磨きが、そのまま歯のメンテナンスになる
もちろん歯医者で行うホワイトニングに比べると、即効性はありません。
ですが確実に効果は出る上に、2000円前後で購入できるので、十数万円かかるホワイトニングに比べてコストパフォーマンスが抜群です。
また毎日の歯磨き粉を変えるだけなので、普段の歯磨きがそのままメンテナンスになります。つまり、何度も歯医者に通う必要もなく、歯を白くキープできるのです。
以下ではおすすめのホワイトニング歯磨き粉をランキング形式で紹介しているので、是非参考にしてください。
ステインや茶渋が歯を変色させてしまう原因
最後にステインや茶渋で葉が黄ばんでしまう原因を解説していきます。
黄ばみを取ることも大事ですが、日頃の生活から黄ばみが出ないように気をつけることも大事なので、参考にしてください。
そもそもステインってなに?なんで付着するの?
ステインとは、食物中に含まれるポリフェノールと、歯の表面をおおっている、ペリクルというタンパク質が結びついて着色してしまったものを指します。
ここで注意をしてほしい点は、一度ついてしまったステインは、水に溶けることがないため、口をすすぐ程度では落ちません。
また、食品に含まれるポリフェノール以外でも、たばこの「ヤニ」は、直接歯に染み付く傾向にあるため、頑固な汚れとなりなかなか落ちません。
このように、ステインは私たちの生活の中に潜んでいるものなので、意識をして防いでいく必要があります。しかしコーヒーや紅茶、タバコといった習慣化しているものを急に防ぐのは難しいですよね。
ではどんな食べ物や飲み物が、ステインが残ってしまうのでしょうか。
ステインが残る食べ物、飲み物など
食べ物の中には、ステインがつきやすいものとそうでないものがあります。
主な歯の着色の原因になる色素は、タンニンなどのポリフェノールが挙げられますが、以下のような食べ物・飲み物が特に注意が必要です。
- コーヒー
- お茶
- ワイン
- ほうれん草などの緑黄色野菜
- チョコレート
ではなぜこれら食材に注意が必要なのでしょうか。
以下の表に詳しくまとめてみました。
コーヒー | コーヒーにはクロロゲン酸というポリフェノールが含まれています。
このクロロゲン酸は、熱を加えるとコーヒーメラノイジンという褐色色素に変遷し、これが歯の着色汚れの原因となります。 |
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お茶 | 紅茶・緑茶などのお茶の茶葉には、カテキン類(タンニンの一種)が含まれています。
タンニンは、歯の着色汚れの原因になります。 |
ワイン | ワインには、抗酸化作用を持つポリフェノールが多く含まれています。
身体に良いことは確かですが、摂取をしすぎるとポリフェノールの力により着色汚れを引き起こします。 |
ほうれん草などの緑黄色野菜 | 緑黄色野菜にも、緑茶と同じくカテキンが含まれています。
そのため適量であれば問題はありませんが摂取をしすぎると着色汚れの原因となります。 |
チョコレート | チョコレートに含まれるカカオマスポリフェノールは着色汚れの原因になります。
またチョコレートに含まれる砂糖で歯が虫歯になる可能性もあるので注意が必要です。 |
上で挙げた食べ物や飲み物を、日常的に口にしているという方も多いのではないでしょうか。
他にもカレーやケチャップ、焼きそばなどが例に挙げられますが、どれもおいしいものばかり。
これらを急に食べないようにするのは中々、大量に毎日摂取するのを避ける程度で気にかけて、ストレスのないよう対策をすることを心がけましょう。
身近なところにステイン汚れの原因あり!予防と対策は必須
美味しいものや嗜好品には、ステイン汚れが潜んでいます。
これらは意識をして防ぐことができますが、しっかり対策すれば黄ばみを防ぐことは可能です。
特に手軽にスタートできるホワイトニング歯磨きは、気軽に安くスタートできるので、試してみてはいかがでしょうか?
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