歯を白くするのに研磨剤・漂白剤は逆効果!正しいホワイトニング方法、教えます。

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「通信販売で、アメリカのホワイトニング歯磨き粉を購入すると、即効性があって良い」という噂を耳にしたことはありませんか?

でもこれには隠れた秘密があり、実は歯磨き粉の成分の中に、研磨剤や漂白剤が大量に入っていることがほとんどです。
そのため強力な洗浄能力により、大切な歯が削れてしまう恐れがあるんです。

国内外に問わず、市販の歯磨き粉の多くに、研磨剤や漂白剤がふくまれていることをご存知でしょうか。

私たちの気付かないうちに、良かれと思って歯を磨いていても歯が傷ついてしまっていては意味がありません。

今回は、研磨剤や漂白剤の何が危険で、代わりに何を使えば良いのかをご紹介します。

研磨剤や漂白剤はなぜ危険なのか?

研磨剤や漂白剤は歯が削れる

研磨剤漂白剤を使うと確かに歯が白くはなります。しかし白くなるのと引き換えに、歯が削れてしまうという難点があります。

なぜ歯が削れてしまうかというと、研磨剤や漂白剤は私たち人間の歯にとっては洗浄成分が強すぎるからです。

研磨剤とは、読んで字のごとく歯を「研磨」するものです。つまり“やすり”のようなはたらきをして、健康な歯を磨き、削ってしまいます。

健康な歯のエナメル質が削れてしまうことで、エナメル質の奥にある象牙質という部分が表面にあらわになります。

この象牙質が表面に出てくることで、知覚過敏になったり、虫歯の原因になったりしてしまいます。

良かれと思って磨いていても、お口の中のトラブルを引き起こしてしまっては、意味がありませんよね。

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また、象牙質が元々黄色に近い色をしているのですが、普通はエナメル質がその黄色い部分をコーディングして、歯を白く見せてくれています。

しかしエナメル質が削れてしまうと、歯が更に黄色く見えてしまうようになるため、「歯を白くする」という観点から見ても研磨剤を使うのはおすすめできません。

確かに研磨剤で磨かれた歯は、表面が薄くなるため、一瞬は歯が白くなったように感じます。
ただその白さが長続きすることはなく、さらに今まで以上に黄ばみやすくなってしまうので、ご注意ください。

研磨剤入りの歯磨き粉の見分け方

またドラッグストアなどで販売されている、手軽に購入できる歯磨き粉の多くには研磨剤が含まれていることが多くあります。

そのため、無意識のうちに歯が弱くなっていることが多々あるのです。
市販の歯磨き粉を購入するときは、成分表を必ずチェックしましょう。

「清掃剤」という箇所に次のような記載があったら、研磨剤が入っているということです。

 icon-hand-o-right こんな製品が含まれていたら研磨剤入りの歯磨き粉!
  • リン酸カルシウム
  • リン酸ナトリウム
  • 炭酸カルシウム
  • 水酸化アルミニウム
  • 無水ケイ酸
  • 重質炭酸カルシウム

歯には決して良くないうえに、歯を白くする効果も期待できないので、購入を見直すようにしてください。

また、輸入品のホワイトニング剤の多くにも、研磨剤がたくさん(場合によっては日本での基準値を超えるほど)含まれていると考えたほうがよいでしょう。

安全で効果が高いホワイトニング方法は?

研磨剤の入った歯磨き粉やホワイトニング剤で歯を白くするのは期待できません。

ここからは、研磨剤を使わずに、安全に歯を白くしていく方法を紹介していきます。

歯医者でホワイトニングをする

「やっぱりな」と思うかもしれませんが、やはり歯医者さんでホワイトニングをお願いすることが、一番安全で効果が高いです。

歯医者さんでホワイトニング(通称:オフィスホワイトニング)をするということは、その道のプロが、国の認可を得ているホワイトニング薬剤を使用して、施術を行います。

そのため歯に刺激は少ないのにもかかわらず、歯がしっかりと白くなります。

もしホワイトニング前に口内にトラブル(例えば虫歯や歯周病)があれば、丁寧なカウンセリングをしてもらいながら施術を進めていけるので、ホワイトニングを同時進行またはホワイトニング前に解決ができるのです。

歯医者さんで使用するホワイトニング薬剤は、もともと歯周病治療のために使用していた薬剤なので、歯に悪影響はありません。

確かにお値段歯高めではありますが、安心安全にホワイトニングを行って歯を確実に白くしたいのであれば、オフィスホワイトニングをオススメします。

研磨剤や漂白剤が入っていないホワイトニング歯磨き粉を使う

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「オフィスホワイトニングが良いということはわかるけど、料金が高すぎて払えない」という方もいるのではないでしょうか。

そういった人にオススメしたいのが、研磨剤を使用していない、ホワイトニング歯磨き粉を使った方法です。

研磨剤なしのホワイトニング歯磨き粉ランキング!効果と安全性を両立できるのはどれ?

2017.01.01

「研磨剤を使用していないのに本当に歯が白くなるの?」と疑問を抱く方も多いでしょう。

確かにオフィスホワイトニングのような即効性はありませんが、使い続けるごとに徐々に歯が白くなった、明るくなったという口コミを多く見かけます。

どれも歯磨き粉タイプの歯に直接塗るタイプのものなので、時間がなくても毎日の歯磨き習慣に取り入れるだけで手軽に行える点も魅力のひとつです。

本格的なホワイトニングに挑戦をすると、副作用として歯がしみるように痛いといった声をよく聞きますが、これらはホワイトニング薬剤を使用していないので、歯が痛くなることはありません。

どれも身体や歯に良い成分を使って歯を白くしているので、無理やり歯を白くさせているのではなく、有効成分の働きによって白くさせています。

そのため、歯磨きを毎日行えば、歯の洗浄もできてホワイトニング効果も得ることができるというわけです。

また、お口の中にトラブル(重度の虫歯や歯周病)を抱えていると、歯科医院でのホワイトニングを断られることもあります。

そんな時は、これらホワイトニングキットを使って、口内をまず健康な状態に保ちながら、徐々にホワイトニングの効果も感じられるようにするパターンでのホワイトニングも効果的です。

時間がない方や気軽に始めたい方、お金がなくて本格的なホワイトニングにチャレンジできない方は、ホワイトニングキットを使ったホワイトニングから始めてみましょう。

歯磨き粉選びは慎重に。成分をしっかりチェックしよう!

ドラッグストアに行くと、歯を白くするといったキャッチコピーの歯磨き粉がたくさん販売されています。
これからは必ず、研磨剤や漂白剤を使っていないことを確認してから使用するようにしましょう。

研磨剤や漂白剤の洗浄能力で、歯が削れてしまうなんて恐ろしいですよね。せっかくの健康な歯なので、正しいホワイトニングを行って、大切にしていきたいですよね。

そのためにも、歯を安全に白くしたい場合は、歯医者さんでホワイトニングをするようにしましょう。

歯医者さんで行えば、受診の度に歯科医師に気になる部分の相談ができるので、不安が多いホワイトニングも安心してすすめていくことができますよ。

歯医者さんでのホワイトニングは効果が出やすい代わりに値段も高額なため、簡単には始められませんよね。そういったときは、上記でご紹介をしたホワイトニングキットを使ってのホワイトニングから始めてみましょう。

ホワイトニングを始めると、どの方法でもそれなりの時間と手間がかかります。今の自分の状況に一番合う方法を見つけて、良好な状態でホワイトニングができたらいいですね。

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