歯を白くする食べ物ってあるの!?実際の効果と上手な食べ方を徹底解説

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よく美容関連の情報では、“ビタミンCをたくさん摂取すれば肌が白くなる“といわれていますよね。

このように、歯にも摂取をするだけで白くなるものがあるのだろうか…?と疑問に感じたことはありませんか?

逆に食べるだけで歯が白くなる食材があるのなら、それが一体何なのか知りたくなりますよね。

今回は、歯を白くすると言われている食べ物や、それらの食べ物の上手なとり方を紹介していきます。

歯を白くすると噂の食べ物を一挙紹介!

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早速、歯を白くする効果のある食べ物を紹介していきます。

りんご・トマトなどリンゴ酸をふくむ食べ物

リンゴなどに含まれる「リンゴ酸」は、歯を白くする性質があるといわれています。私達が日常的に食べるものの中で、最も歯に良い食品と言っても過言ではありません。

(なぜリンゴ酸が歯を白くするのかは、後ほど詳しくご紹介をします)

よくお肌にも、リンゴ酸が配合された化粧水や乳液が販売されていて、美白効果があるとうたわれていますが、お肌と同じく歯にもホワイトニング効果があります。

またリンゴ酸には、消臭効果があるため、ニンニクたっぷりのお料理を食べるときにリンゴジュースを合わせて飲むと口臭が防げるという結果が出ています。

胃腸の調子が悪いときに、すりおろしたリンゴを食べると良いといわれているほど、リンゴには殺菌・抗炎症作用や血行促進作用があります。

そのため、虫歯や歯周病・歯肉炎が気になる人の口内環境を整えるのにもピッタリです。

ごぼう

ごぼうには多くの食物繊維が含まれています。

ポピュラーなごぼう料理で想像がつくかと思うのですが、食物繊維が多い食材にはある程度の固さがあり、そのため食事中の噛む回数が増えます。

噛む回数が増えるということは、その分唾液が多く分泌され、歯の表面が自然とクリーニングされるので、色素がたまるのを防ぐことができます。

また唾液が多く出ることで口内がうるおい、虫歯や口臭の原因となる口内の乾燥を防ぐことができます。

食物繊維はお腹の中の調子を整える食材として有名ですよね。
摂取をすると、体内のいらなくなったものを外に出すことができるので、身体にとって有害なものを除去できます。

そのため、お口の中のトラブルにつながる菌も体外に排出されやすくなるというわけです。

歯の白さと口内環境の清潔さは大きく関係するので、ごぼうはいろいろな角度から歯を白くするためのアプローチをしてくれる優秀な食べ物といえるでしょう。

パパイヤ

パパイヤに含まれる「パパイン」という成分が、歯の表面についた汚れを取り除いてくれます。

このパパインも洗顔料などに汚れを落とす成分として含まれているので、聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

ただ注意したい点があります。
それは熟しておいしい食べごろのパパイヤには、実はパパインがほとんど含まれていないということです。

食べて効果を得たい人は、すこしだけ若いパパイヤを食べることをおすすめします。

一番効果があるのはリンゴ酸!なぜ歯に良いのか?

ここまでいくつか歯を白くする効果のある食べ物を紹介してきましたが、最も効果があるのはリンゴ酸を多く含むリンゴでしょう。

ここからは、リンゴ酸の何が良いのか、そしてどのようにリンゴ酸をとっていくべきかを解説していきます。

リンゴ酸ってなに?リンゴ酸が含まれる食べ物は?

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リンゴ酸とは、言葉の通りリンゴの中に含まれる酸味のことです。

このリンゴ酸の主な働きのひとつに、クエン酸サイクルを活発にするというものがあります。(クエン酸サイクルとはエネルギーを作るための体内燃焼のことです。)

そのため疲れているときに酸っぱいものを食べると元気が出るといわれています。

リンゴ酸が含まれる食べ物は、酸味の強い果物と野菜です。代表的なのは、りんご、イチゴ、梅、梨、トマトです。
これらの食べ物を食べることでリンゴ酸を簡単に摂取できます。

食べている間も、歯に直接リンゴ酸の成分が触れている状態になるので、歯のホワイトニング効果を望んでいる人は、積極的に食べた方がよさそうですね。

リンゴ酸の特徴とは。歯を白くしてくれる理由と注意点

リンゴ酸の性質は酸性です。

酸性は歯についた汚れを溶かして落としてくれるパワーがあるので、同時に歯が白くなります。

もちろん即効性はありませんが、適量を摂取し続けることで、歯の明るさが変化してきます。

リンゴ酸の注意点

歯を白くする効果のあるリンゴ酸ですが、実は良いことばかりではありません。
リンゴ酸に含まれる酸は、汚れを溶かすと同時に歯のエナメル質も溶かしてしまうのです。

歯のエナメル質は、「歯が白く見えるかどうか」を大きく左右する、歯を覆う2ミリ程度の層です。
歯を白くするために、このエナメル質を溶かしてしまったら本末転倒ですよね。

過剰摂取することで、虫歯になりやすくなるので、もしリンゴ酸を使って歯の黄ばみを落としたいとお考えなら、食べる頻度に注意をしましょう。

そしてもちろん、食後の丁寧な歯磨きも忘れないようにしてくださいね。

オススメの食べ方

前述の通り、リンゴ酸は酸性のため、口内に長時間入れていると、汚れだけでなく歯も溶かしてしまいます。

そうならないためにも、効果を良い形で発揮できる食べ合わせをするようにしましょう。

食べている最中はお水やお茶、豆乳などといった歯にやさしい飲み物を飲み、リンゴ酸の成分を少し中和させてあげるのがおすすめです。

リンゴ酸が含まれた食事をしたら、歯の再石灰化を促すためにキシリトールガムを噛みましょう。そうすることで口内環境が整い、効果が高まります。

ただリンゴ酸が含まれている食材には限りがあり、毎日大量に摂取をすることは望ましくありません。
そのため食材からリンゴ酸を摂取して歯を白く使用というのは限界があるのです。

「リンゴ酸が含まれた食品をとっておけばOK」というわけではない

リンゴ酸が含まれた食材を食べることは大切ですが、それだけでは歯は白くなりません。

たしかに歯の着色汚れに力を発揮はしますが、大量に摂取ができないのでかなりの時間がかかります

オススメはリンゴ酸入り歯磨き粉!

最近では、歯磨き粉の中にリンゴ酸を配合したものが多く販売されていて、歯磨きをしながらリンゴ酸のパワーを歯に与えることができます。

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リンゴ酸を使った、ホワイトニング専用の歯磨き粉として、「ちゅらトゥース」というホワイトニング歯磨き粉があります。その歯を白くする効果は、厚生労働省に認められているほど。

「ちゅらトゥース」は一般的な歯磨き粉と同じ要領で、自宅で歯を磨く感覚でスタートできるので、歯磨きをしている感覚でホワイトニングができるお手軽さがありますね。

リンゴ酸を一度に大量摂取すると、虫歯になりやすくなるという危険性がありますが、歯磨き粉にリンゴ酸が含まれていれば、磨きながら歯を白くするので、一石二鳥といえるでしょう。

・ちゅらトゥースの公式サイトはこちら

まとめ

歯を白くする食べ物とは、リンゴ酸を含んだ食べ物だということが分かりましたね。

ただしリンゴ酸は一度に大量摂取することは難しいですし、長時間口の中に入れておくと虫歯になる危険性もあります。

そのため、リンゴ酸の成分を含んだ歯磨き粉を使って賢くホームホワイトニングをするようにしましょう。

またリンゴ酸を含んだ食べ物を食べるときは、リンゴ酸の酸を中和してくれる乳製品を一緒に食べたり、歯にやさしい飲み物を飲みながら食べて、酸性の力を洗い流してあげるようにして、歯が酸に刺激されすぎによう注意しましょう。

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